2インチ×6インチ断面の角材を使ったパネルで、躯体を構成する工法のことです。 北米の伝統的な工法であるツーバイフォーと同じ、枠組壁工法の一種です。
在来工法とツーバイ工法の違い
在来工法(木造軸組工法)とは、「柱」と柱の上に渡して屋根などの重量を支える「梁」を組み合わせて作る工法(軸組)です。
地震などの揺れに対しては軸組が壊れたり、変形しないように、主に筋交いを壁の中に設置して支えます。比較的間取りやデザインの自由度が高いのが特徴です。
一方、ツーバイフォー工法(2×4枠組壁工法)とは、枠と面(合板)などで構成された壁・床・屋根・天井のパネル(枠組み)を組み合わせて、箱状(6面体)の構造から家をつくる工法です。壁の枠に2インチ×4インチの部材を用いることからツーバイフォー(2×4)工法と呼ばれます。
現場によっては工場で枠組みを作成するので工期の短縮が図れます。
また、箱状になることから、変形に対して強くすることができる特徴があります。
更に2インチ×6インチを組み合わせたツーバイシックス(2×6)工法もあります。
2×6工法のススメ
リーズナブルに家を建てるなら、2×6工法をオススメします。
工場であらかじめパネル化したものを現場で組み立てるので、工期が短縮ができます。